プチ特集「豆本」
古くから作られている極小の書籍「豆本」のプチ特集です。
まずはコピーライターにして回文作家、土屋耕一のマメ回文集「回文集 スマートなトーマス」。文字数が少しづつ増えて最後は長文に。6.5×4cm、刊行年の記載なし、資生堂より刊行。10,800円。
久里洋二の「ほし そのヴィジョン」。マッチ箱を模した装幀。無刊記(推定1960年代) 、 5.5 x 4.5cm、第一銀行より刊行。 32,400円
同じく久里洋二の「漫画誌 マッチ売りの少女 <COO 4>」。マッチ売りの少女だけに本もののマッチ棒も同梱されています。物語はマッチ売りの少女をアレンジした深沢七郎の『ゲンバクと平和』。5.5 x 5cm(函)、5 x 3.7cm(本体) 1960年、久里漫画実験工房刊行。 32,400円。
最後は太平洋戦争中に刊行されたプロパガンダ豆本。「シンガポール・カンラク <ヨクサンマメグラフ1 >」。小さいけれどちゃんとプロパガンダ本のレイアウト。編集は大政翼賛会宣伝部。5x3.5cm、日本写真工芸社。54,000円。
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