Японский дизайн. Традиции и современность(日本のデザイン 伝統と現代)展覧会図録
1984年に西武美術館主催によってモスクワのソ連美術家同盟中央会館で開催された「日本のデザイン 伝統と現代」展の図録を入荷しました。展覧会の会場構成は川上元美氏だったとのこと。タイトル通り、日本の伝統工芸や伝承文化、自然と柳宗理や倉俣史朗、田中一光や三宅一生などの当時のデザインとのつながりを示すものでした。図録の構成は田中一光、小池一子。 アートディレクターは田中一光、レイアウトは木下勝弘。本文、キャプションなどすべてロシア語です。このカタログは同年日本語版書籍となり、リブロポートから刊行されました。日本語版の書名は「日本の四季とデザイン」。こちらは日英併記。価格はどちらも5,400円です。
Японский дизайн. Традиции и современность <展覧会図録>5,400円
Японский дизайн. Традиции и современность / 日本の古本屋
日本の四季とデザイン
田中一光の石岡瑛子宛署名便箋(Ikko Tanaka Design Studio)も挟まっています。5,400円。
デザイン大系月報 No.5 特集 : グラフィック'55
1950年代半ばにダヴィッド社より刊行された「デザイン体系」といえば当時の世界のデザイン作例をまとめた名シリーズですが、関連して刊行されていた月報に以前図録冊子を紹介しました「グラフィック '55」展が特集されているものがありました。そもそもグラフィック '55展出品者とデザイン体系の監修者は重なっているため外部からの特集記事ではなく、亀倉雄策による開催までの経緯紹介、伊藤憲治によるディスプレイ解説+図面が掲載されるなど、主催者による展覧会開催後の記録集としての性格が強い内容となっています。さらに新聞各紙や雑誌に掲載された展覧会評も転載された、内容の濃い冊子です。4,320円
デザイン大系月報 No.5 特集 : グラフィック'55 / 日本の古本屋